肺高血圧症治療研究会
*本談話会は、医療従事者を対象に実施している会になります。
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第17回 肺高血圧治療談話会
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ご挨拶

 肺高血圧症は、循環器病の中でも最も予後不良の疾患の一つとされ、生命予後は診断の時点から5年以内に殆ど総てが死亡する疾患とされてきた。その本態は原因不明で進行する内膜と中膜の肥厚を伴う肺血管病変にあり、循環器病治療のなかでも最後に残る難治性疾患ではないかと考えられた時代もあった。しかし、近年になりプロスタサイクリン持続静注療法の開発により、画期的成果が得られるようになった。これに伴い、概念も大きく変わり、かつての原発性肺高血圧症(PPH)の呼称が廃止され、変わって肺動脈高血圧症(PAH)と一括して呼称されるようになった。この概念と分類も1998年のエビアン分類で大きく変更がなされたが、その後も、プロスタサイクリン誘導体であるベラプロストナトリウムをはじめとする種々の経口投与可能な新しい治療薬の開発と新しい治療アルゴリズムの変遷に伴い、ヴェニス分類(2003)、ダナポイント分類(2008)と、5年毎に若干の変更がなされながら現在に至っている。
  肺高血圧症治療研究会も我が国で肺高血圧症の治療のみを扱う研究会として発足し、今年で10周年を迎えることになった。この10周年を記念してホームページを立ち上げて過去の10年間の研究の進歩を回顧し、将来に向かってこの方面のさらなる発展に貢献できることを期待している。

代表世話人
国際医療福祉大学臨床医学研究センター 教授
化学療法研究所附属病院 循環器内科部長
平成21年5月30日
国 枝 武 義